ナッツRV クレア・ダブルエックス

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「マルチルームレス」を謳ったクレアの新バージョン

 キャンピングカーにトイレは必要か?
 これは、意見の分かれるところである。

 日本RV協会では、この8月から9月にかけて、「キャンピングカー装備品の中で、ユーザーが一番便利だと思ったものは何か?」という調査を行ったが、その結果、トイレの順位は高い方であった。
 1位はFFヒーター。2位が冷蔵庫。
 それに次いで、トイレは3番目にランクされている。

 ところが、同調査で、「必要がない装備な何か?」を尋ねたところ、シャワー設備に続いて、トイレが2番目に浮上してくる。回答者のなかには、室内に装着されていても一回も使わなかったという人もいる。

 いったいキャンピングカーにおけるトイレは、必需品なのか、不用品なのか。
 これほど、意見の分かれる装備というのも珍しい。

 しかし、「トイレが不用」というユーザーも多いことを考えれば、これまでトイレ室を当たり前のように装備していたキャブコンも、思い切ってそのスペースを省いた仕様が登場するのは、当然のことかもしれない。
 ナッツRVが、この秋にリリースしたクレア5.0XX(ダブルエックス)がそういうタイプの車である。

 同社は、すでに昨年、キャブコンのクレソン typeX において、トイレ用の個室として使える「マルチルーム」を省いたレイアウトを提案している。
 クレアのダブルエックスは、同型のレイアウトをクレアに移植したものにほかならない。

 クレアという車は、アルミボディの採用による断熱性の高さ、および外板の美しさで人気のあるキャブコンで、ボディカラーを選べるという魅力も備えている。
 ナッツRVが、クレアの車種バリエーションに、この “マルチルームレス” 加えてきたことは、同社が本腰を入れて、世のキャブコンに大きな提案を投げかけてきたことを意味する。
 それは、どのような提案なのか。
 

  
  
マルチルームをレスすると、何が実現できるのか?

 かつて、キャブコンには「トイレルームが絶対条件」と思われていた時代があった。そこにカセットトイレやポータブルトイレを装備しなくても、個室があれば収納庫としても使える。

▼ シャワーパンまで付いた輸入車のトイレ・シャワー室

 トイレ機能を持たせることも可能なマルチルームは、縦方向に長い構造物なので、かさばる物や長尺物を楽に収納できる。
 また、女性が外出するときの更衣室としても重宝する。
 もちろん、シャワーシステムを付加すればシャワー室としても使える。
 しかし、そういうスペースを省いたクレア・ダブルエックスのようなキャブコンは、代わりに何を獲得したのだろう。

 ナッツRVの車両全般に詳しいスタッフの方(写真下)に、その狙いを聞いてみた。


 
  
ユーザーニーズが変化してきた 
 
【町田】 トイレ室としても使えるマルチルームがないというのが、この車の特徴なのですが、その理由は何でしょう?

【ナッツRV】 やっぱり、ユーザーニーズが変化してきているんですね。キャンピングカーといえば、昔は “アウトドアライフ” を楽しむツールとされ、トイレがない場所でもユーザーが不自由しないように配慮されていました。
 ところが今は、道の駅やサービスエリアで休憩・仮眠を取り、普通の観光地に遊びに行くという人がずいぶん増えたんですね。
 そういうところには必ずトイレがあるので、車内のトイレというのは必ずしもキャンピングカーの必需品ではなくなってきたんです。

【町田】 確かにそうですね。高速のSA・PAはもとより、一般道でも道の駅のほかにコンビニも充実してきたし、昔と違って、ドライブ中にトイレを使う環境が整備されてきたのは事実です。
【ナッツRV】 もちろん、車内にトイレがあれば安心できると思っているユーザーさんは多いでしょう。
 でも、実際の使用頻度が低いうえに、さらに使ったあとの清掃に手間がかかる。

【町田】 カセットトイレでも、ポータブルトイレでも、タンクを手に提げて車外のトイレ施設に流しにいかなければなりませんものね。
【ナッツRV】 それも、人目を気にする人が多いでしょうから、キャンプ場でも道の駅でも、人があまりトイレを使わない深夜とか早朝の時間帯を選ばざるをえない。

▼ カセットトイレのタンク

【町田】 家まで持ち帰って、自宅のトイレで処理するにしても、マンションのような集合住宅に住んでいる人たちは大変ですものね。
【ナッツRV】 そうなんです。そう考えると、「トイレルームのないキャンピングカー」という選択肢も十分成立するんですね。
 実際にバンコンや軽キャンピングカーには、トイレがないものが大半です。それでも皆さん、それほど困ってはいない。
 ならば、トイレのないキャブコンもありかな … と。
 
 
圧倒的な空間の広がり

【町田】 では、このクレア5.0・ダブルエックスというキャブコンは、マルチルームをレスすることによって、代わりに何を獲得したのでしょう?
【ナッツRV】 まず第一は、空間の広がりから得られる解放感ですね。マルチルームというのは、ある種のパーテーションになっているんですよ。つまり、視界をさえぎる構造物なんですね。それがなくなったことによって、エントランスから入った途端、「あ、広い !」という実感を持てるようになりました。

【町田】 実際に、寸法的にも広がったわけですね。
【ナッツRV】 そうです。5mボディの車ながら、リヤの常設ベッドが奥行き1400mm、幅1900mmというダブルベッドサイズを実現しています。
 キャンピングカーというのは、寝る機能が充実しているということが普通の乗用車といちばん異なるところですよね。
 まず、その広さが確保できた。
 もちろん、ウッドスプリング入りのベッド構造になっていますから寝心地も快適。
 ダイネットから後ろの空間が広々しているので、視覚的にも圧迫感がないですよね。

【町田】 リヤダブルベッド、さらにバンクベッド。それとダイネットもベッド展開できるわけですよね。
【ナッツRV】 バンクベッドも、このクラス最大の720mmといういヘッドクリアランスが確保されていますから、体の大きな大人の方でもゆったり寝られます。
 さらに、ダイネットスペースも、ベッド展開すると、幅900、長さ1800というスペースが確保されますので、ゲストの方が不意に訪れても、寝る場所に不自由することはないと思います。


  
 
大容量トランクも実現

【町田】 たしかに、マルチルームがレスされたので、空間の広がりは実感できるのですが、マルチルームというのは、トイレとして使う以外に、収納庫としての機能も果たしますよね。それに代わる収納スペースは?
【ナッツRV】 それが、リヤベッド下なんですね。この広大なベッド下がまるまる収納庫になったと考えればいいわけです。外からアクセスするときのバゲッジドアの開口部も広いので、かなりの容量の物が積めると思います。

【町田】 そう考えると、マルチルームがないことによって、スペース効率がずいぶん向上したんですね。
【ナッツRV】 まだ、他にも利点が生まれているんですよ。
【町田】 それは何でしょう?
 
 
エアコンの効きにも変化

【ナッツRV】 エアコンの効きがよくなりました。マルチルームがパーテーションになっていたために、エアコンの冷気がそこでさえぎられていたんですね。
 このダブルエックスの場合は、エアコンを最後尾 … つまりリヤベッド上に持ってきているんですけど、そこから吹き出す冷気が室内全体に回るようになっています。


  
【町田】 ベッド上にエアコンの吹き出し口を持ってきたということは、やはり寝るときに涼しい方がいいということなんですか?
【ナッツRV】 そうなんです。やっぱり「寝るときにエアコンを使いたい」という方が多いんですね。昼間は、観光のために車外に出ているし、食事も外で採る。
 けっきょく車内にいるのは、夜から朝にかけてなので、暑くて寝苦しい夜はエアコンを使いたいというわけです。 
 それで、最後尾にエアコンを設置したわけですが、車内に仕切りがないため、冷気がバンクベッドまでストレートに届きます。
 

 
【町田】 いやぁ、なるほど。マルチルームレスの意味がよく分かりました。
【ナッツRV】 ありがとうございます。でも、うちはキャブコンでもいろいろなバリエーションを持っていますので、マルチルームをしっかり確保した車種もたくさん用意しています。もちろん、クレアにもそういうタイプがございます。
 
【町田】 僕は、個人的には “トイレ派” なんですよ。旅をするとけっこう使います。年とってきたので、水分を多量にとったりした後は、やはりトイレに行く回数が増えますしね。
 そんなとき、車内のトイレは便利。特にキャンプ場泊などで、雨の降った夜などに、いちいち傘を差して遠いトイレに行くのは面倒。
 
【ナッツRV】 よく分かります。実際にそうおっしゃる方も多くいらっしゃいますね。やはり、お年を召した方、体の不自由な方、それに小さなお子さんなどがいらっしゃれば、車内にトイレがあった方が安心できます。
 このダブルエックスという車は、お客様の幅広いニーズをかなえてあげたいという気持ちから生まれた一バリエーションだとご理解いただけるとうれしいですね。 
 
【町田】 ラインナップに豊富な車種を用意されているナッツさんだからこそできる対応ですね。


  
クレアXX WEB情報 ↓
http://nutsrv.co.jp/renew2014/product/crea_xx.html 
 
 
参考記事 「ナッツRVがトップに立っている秘密」
 
参考記事「キャンピングカー装備の一番人気はFFヒーター」
 
    
 

カテゴリー: campingcar   パーマリンク

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