孫連れ3世代キャンピングカー旅行

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キャンピングカーユーザーたちの肖像 12
 
ナッツRV 「ラディッシュ」ユーザー取材記
阪本宣徳(さかもと・よしのり)さんファミリー
    
   
 人間の人生を双六(すごろく)に譬えたとすれば、その「上がり」というのは、いったい何だろう。

 「孫ができた」
 というのが、ひとまずの「上がり」ではなかろうか。

 私のように60代に入った人間ともなれば、同年代の友人や知り合いのなかには、もう孫がいるという人がけっこう多い。
 そういう人たちの話を聞いていると、孫との関わりが話題の中核を占めることが多々ある。

 特に主婦ともなれば、孫の世話をするようになって、「自分の子供が生まれた時のような忙しさが再び襲ってきた」と、顔をしかめながらも、うれしそうに話す。

 共稼ぎが当たり前になってきた現代の若夫婦の場合、託児所などに子供を預ける代わりに、祖父・祖母に子供を預ける人たちも増えている。
 ということは、「孫の面倒をみる」という新しい生活曲面を迎えたシニア世代も増えていることになる。

 私は、それを「人生」という双六の一つの上がりだと思うのだ。
 「孫の面倒をみるのが忙しい」
 とはいっても、そこには喜びもあるだろう。

 人間の安心感は、自分の子孫が自分の死後も繁栄していくという確信からもたらされると言う人もいて、孫ができたというのは、まさにそれに当たる。
 「自分は子孫の繁栄を確認できる立場になれた」
 という安堵感は、それこそ双六の “上がり” である。

 ましてや、若い人々の雇用の安定が失われつつあるご時世。
 結婚の生活基盤さえ整わない若者が増えている時代に、自分の子供が無事に結婚して、その「孫」の顔も見ることができたというのは、後顧の憂いを断つような気分になるのかもしれない。
 
 
 ここのところ、キャンピングカーユーザーの取材を続けてきて、ひとつ思ったことがあった。
 それは、孫を加えた3世代でキャンピングカーを活用する家族が増えてきたということだ。

 これまでは、『キャンピングカー白書』などに目を通していても、「旅行スタイルの変化」を問う設問に対し、「孫との旅が増えた」という回答は「夫婦2人だけで旅行する」という回答に比べると、相対的に低かった。

 しかし、実際にシニアユーザーの取材を行ってみると、お孫さんを連れて旅行するユーザーたちが急激に増えている感じがする。
 『キャンピングカー白書』では、子連れの家族旅行が減って、シニアの2人旅が増えていると伝えているが、その次の展開として予想されるのは、「孫との3世代旅行」ではないか。
 そんな思いを強くした。

 11月中旬に開かれた「第13回ナッツRV感謝祭」で知り合った阪本宣徳さん(72歳)も、そのような「3世代くるま旅」を楽しまれている “お爺さん” の一人である。
 お孫さんたちとの旅はどのようなものか。お話をうかがうことにした。
 
 
3世代キャンプ好きのアウトドアファミリー
 
▼ いちばん右が阪本宣徳さん。隣が奥様。中央の大人2人が次女の「のぞみ」さんとそのご主人

 
 
【町田】 この「ラディッシュ」というバンコンは、スーパーロングとはいえ、キャブコンのようには広くないと思えるのですが、今日はいったい何人乗せてここに来られたのですか?

【阪本】 8人です。孫が4人。そして次女夫婦。それに私と家内ですね。でも、もともと9人乗りの車ですから、そんなに窮屈でもないんですよ。
 いま(神奈川県の)海老名に住んでいますけど、そこからここ(静岡)まで2~3時間程度。そのくらいのドライブなら8人一緒に乗っていてもきつくはないです。
 
 

 
 
【町田】 8人全員がこの車で寝られるんですか?

【阪本】 孫たちがまだ小さいから、十分寝られますよ。でも、普段キャンプに行くときはテントを持っていって、テント組と車組にそれぞれ分かれて寝ますけれどね。
 けっきょく、テントの方が子供たちは面白がるんでね(笑)。今の子供たちは日頃そういう体験がないものだから、キャンプ旅行のときは、テントと車の中を行き来して楽しんでますよ(笑)。

【町田】 もともとアウトドアがお好きだったんですか?
【阪本】 そうですね。この次女がまだよちよち歩きの頃から、車に乗せて、野山で遊ばせていましたから。

【町田】 お子さんは何人いらっしゃるんですか?
【阪本】 娘ばかり3人。みんなキャンプが好きですよ。それぞれ嫁いだけれど、やっぱり家族でキャンプをやっているんだよね(笑)。
 だから、こちらが誘えば、どこかの娘が孫と旦那さんを連れてきて、一緒にキャンプするわけ。
 
 

  
 
【町田】 お孫さんを持った娘さんご夫妻が、「この車を貸してほしい」などと言ってくることはありませんか?
【坂本】 ああ、そういうこともありますよ。でも、そのうち自分たちでも(キャンピングカーを)買うんじゃないのかな。 
 
【町田】 ところで、お孫さんの数は全部で何人になるんですか?
【阪本】 10人。いちばん大きい孫は、来年成人式を迎えるんです。
【町田】 すごいですねぇ、子孫繁栄か … 。
【阪本】 それだけ、私が年を取ったということですよ(笑)。
   

「孫とキャンピングカー」の参考記事

「グランドハイエース特装車(グランツユーザー取材記)」

 
「ミニチュアクルーズ ユーザー取材記」
 
 

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