2016オートキャンプ白書

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 アウトドアレジャーを代表するオートキャンプ業界の動向と、キャンプを楽しむキャンパーの現状を伝える『オートキャンプ白書』(一般社団法人 日本オートキャンプ協会発行=明瀬一裕会長)の2016年度版がこの7月5日に発表された。

▼ オートキャンプ協会の白書発表会

 それによると、2015年のオートキャンプ参加人口は810万人(前年比3.8%増)となり、12年ぶりに800万人台を回復したという。
 オートキャンプ人口は、団塊の世代が子育てをしていた1995年から1996年にかけて1,560~1,580万人を記録したが、その後は漸減傾向になり、2008年には705万人にまで落ち込んだ。
 しかし、その後は再び上昇傾向に転じ、昨年度においては2003年並みの810万人を拡幅するに至ったという。

 その要因の一つには、2015年度のゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィークなど、オートキャンプに適した季節がおおむね天候に恵まれたことが挙げられる。
 また、もう一つの理由として、近年「グランピング」という新しい感覚のキャンプスタイルがメディアなどで取り上げられ、その話題性が集客につながったとも。

 「グランピング」とは、「グラマラス」(魅力的な)「キャンプ」という意味の造語で、テントやロッジなどに泊まりながら、ホテルのようなサービスが受けられるというお洒落な宿泊システム。
 昨年度は、このような施設が誕生して大いに話題を集め、それがキャンプ人口の拡大を後押しした。

▼ 「グランピング」を謳う伊勢志摩 エバーグレイズ

 キャンパーの世代的な特徴として、どのような傾向が見られるのだろうか。
 同白書によると、キャンパーの平均年齢は42.4歳であるという。
 この年齢は団塊ジュニア世代にあたり、オートキャンプ人口が最も多かった1990年代中頃に、団塊世代の親たちにキャンプの楽しさを教えられた子供たちの世代である。

 一時落ち込んだキャンプ人口が再び上昇傾向に転じたのは、小さい頃にキャンプの楽しさを知ったこの団塊ジュニア世代が家庭を持つようになり、今度は自分たちの子供を連れて参入してきた結果といえそうだ。

 これらの団塊ジュニア世代のキャンパーは小さい頃に身に付いたアウトドア体験を生かし、キャンプ場では「たき火」を楽しみ、キャンプ以外のレジャーとしてはスキー・スノボー、釣り、山登りなどにも積極的に参加するという。
 特にスキー・スノボーの一般人の参加率が9.5%であるのに対し、キャンパーの参加率は29.1%。
 このようにこの世代のキャンパーは、非常にアクティブにアウトドアレジャーを楽しんでいるところに特徴がありそうだ。

 近年、日本を訪れる外国人観光客が何かと話題になりがちだが、オートキャンプ場を訪れる「訪日キャンパー」も増え続けているようだ。
 このような外国人キャンパーの増加に対し、15.4%のキャンプ場が「積極的に受け入れたい」という態度をはっきりさせており、さらに66.0%のキャンプ場が、「受け入れてもよい」という意志を持っているという。
 
 「訪日キャンパー」を受け入れてもいいという理由として、「より多くの外国人に日本の文化や自然の素晴らしさを知ってもらいたい」などという意見が挙がっているが、一方では、「日本人とはマナー意識や文化が異なるため、他の日本人客とうまく交流できるかどうか心配」、「外国語を話せるスタッフがいない」などという不安を抱えているキャンプ場もあるということだった。

 オートキャンプ協会では、今後さらに増加する訪日キャンパーたちにマナー啓蒙を進める一方で、彼らの利便を図った観光案内のパンフレットを作成するなど、オートキャンプを通じた国際交流の場を形成していく方針だという。

 
 「オートキャンプ白書2016」に対する詳しい問い合わせは、日本オートキャンプ協会へ。
 〒160-0008 東京都新宿区三栄町12 清重ビル
  TEL:03-3357-2851
  http://www.autocamp.or.jp/
 
 
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