日産ピーズフィールドクラフト 畑中社長インタビュー

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 キャンピングカー情報を集約する総合ポータルサイトとして、最近にわかに話題を集めている『キャンピングカースタイル』(運営会社アイビル株式会社)。

 キャンピングカーの購入を検討している初心者から、次期購入車を検討しているベテランまで、キャンピングカーに興味を抱く幅広い人々を満足させる情報を集約していることがこのサイトの魅力となっている。

 運営者の話によると、今後魅力的なコンテンツをどんどん増やし、キャンピングカー情報を求めている方々が最初にノックする “ドア” の役目を果たしていきたいとか。
 つまり、このサイトを起点として、より詳しいキャンピングカー情報にアクセスしたいと思っている人たちの “案内人” を務めたいという。
 
 その『キャンピングカースタイル』さんからのご依頼をいただき、今回「キャンピングカーメーカー対談」というコーナーで、日産ピーズフィールドクラフトの畑中社長にインタビューをする機会を得た。
 
 以下は、その『キャンピングカースタイル』さんの記事から一部を抜粋したものである。
 詳しい全文は「メーカー紹介 株式会社 日産ピーズフィールドクラフト」をどうぞ。

 以下、一部抜粋

日産ピーズフィールドクラフト
代表取締役 畑中一夫さんに

キャンピングカーライフの将来的展望を聞く

 
 乗用車において、EVや自動運転車などの開発に拍車をかけている日産自動車。躍進目覚ましい日産車の一翼を担うキャンピングカー部門として、日産ピーズフィールドクラフトにかかる日産本社やユーザーの期待も大きい。
 同社のキャンピングカーの人気の秘密は何か。また自動車革命ともいえる大変革期を迎え、今後の日産キャンピングカーはどういう方向に進もうとしているのか。同社の畑中一夫社長に夢を語ってもらった。

これからのキャンピングカーライフスタイルはどう変わる?

【町田】 いま日産は2020年に一般道路でも自動運転できる車両を開発すると宣言していますよね。EVもそうとう台数を増やしている。
 そういった自動車の大転換期を迎え、キャンピングカーも今後は変わっていくのでしょうか?

【畑中】 難しい問題ですけれど、ベース車が変われば、当然キャンピングカーも変わります。ただ、自動車交通の歴史をたどってみると、自動車だけが変化するということはなかったんですね。自動車が変化したときというのは、それにともなってインフラも変化している。自動車の安全な高速走行が可能になったのは、やはりハイウェイの整備と一体となっていたわけです。
 そのように、インフラと自動車の両面の変化によって、われわれのライフスタイルも変わっていくことになります。

▼ 畑中 社長

【町田】 現在のキャンピングカーのライフスタイルが変わったのも、インフラの力によるものですよね。

【畑中】 そうです。やはり「道の駅」と「立ち寄り湯」の普及。それが現在のキャンピングカーライフスタイルを完成させましたものね。
 その二つに、いまJRVA(日本RV協会)が進めているRVパークが加わってきました。現在のキャンピングカーを取り巻く環境は、われわれがこの商売を始めた20年前とまったく変わっています。
 
 
キャンピングカーのレンタルやリースが活発になる時代

【町田】 今の若い人のなかには、あまり自動車に興味がない人もいます。若者の “自動車離れ” は、キャンピングカーにも影響を及ぼしそうですか?

【畑中】 やはり、なんらかの影響は出るでしょうね。ただ、私はそれほど悲観していないんですよ。
 今の若い人たちは、昔の人のように自動車をフェティシズムの対象としては見ていないかわりに、仲間と一緒に楽しむツールと見なすようになってきました。
 昔はエンジンをボアアップして排気量を上げたり、サスペンションを固めて箱根のターンパイクを駆けまわったりした人たちがいたじゃないですか。休日は1日中ワックスがけしているとかね(笑)。
 そういう若者が減った分、仲間といっしょにキャンプ場に行ってバーべーキューを楽しんだりする若者が増えている。そのとき使っている車がミニバンやワンボックスであっても、もうその先にはキャンピングカーがあるんですよ。
 だから、キャンピングカーを使いたいと思う若者が今よりさらに増えていくのは間違いないことなんです。
 問題は価格だけなんです。現在のキャンピングカーは、まだ若い人が買えるような価格帯を実現していない。

【町田】 ただ、1個人としては所有できなくても、シェアするという方法がありますよね。最近は住居でもなんでも、若者たちはみなシェアリングするのが流行りとなってきましたが … 。

【畑中】 そういう動向には注目していいでしょうね。だから、これからはキャンピングカーをみんなで使う知恵がたくさん生まれてくるように思います。おそらく、キャンピングカーのレンタルやリースも、今よりもさらに一般的になっていくんじゃないでしょうかね。
 
 
人口減少社会になっても、キャンピングカーは生き残る

【町田】 もう一つの問題として、人口減少の問題もありますよね。日本は少子高齢化時代を迎え、自動車だけでなく、すべてのマーケットが縮小していくという不安を抱えていますが。

【畑中】 それに関しても、私は楽観的なんですね。確かに日本の自動車マーケットは人口減少にともなって縮小していくかもしれません。
 しかし、キャンピングカーは自動車ほどには落ち込まない。
 なぜなら、キャンピングカーというのは趣味のツールだから。
 自動車は生活必需品ですから、それを必要としている人が少なくなければ売れなくなっていくかもしれません。
 でも、キャンピングカーは生活を楽しむための道具。そういうものはそう簡単には減らないんですよ。
 こういうことを言うと誤解されるかもしれないけれど、キャンピングカーって、本来は必要のないものなんですよね。それがなくたって、特に生活に困るわけじゃない。
 だけど、逆にいえば、そういう存在だからこそキャンピングカーは強いともいえる。
 生活にほとんど必要のないものというのは、“生活以外”のものなら何でも実現してしまう魔法のツールになるわけです。
 趣味というのは、そういう “生活以外の世界” に生きるということでしょ? そのとき、キャンピングカーというのは史上最強の趣味のためのツールに生まれ変わるわけですね。
 
 
キャンピングカーが実現してくれる夢

【町田】 畑中さん自身が、キャンピングカーを使って、そういう趣味の世界にさまよい出ることはあるんですか?

【畑中】 あります、あります! 自分自身で「キャンピングカーってどんな夢を実現してくれるんだろう?」と考えるときがあるんですよ。
 答はね、「眺める世界が普段と違ってくる」ということなのね。
 つまりね、普通私たちが生きている社会って、みな「人と人」が向き合う世界じゃないですか。仕事していれば、部下や上司やお客様と向き合う世界ですよね。家に帰れば家族と向き合う世界。
 でもね、キャンピングカーを使っていると、向き合う世界ががぜん広がっていくことが実感できるんですよ。
 たとえば、釣りをするために、キャンピングカーに乗ってポイントを探しているとするじゃないですか。
 そのとき自分が向き合っているのは「人」ではなくて、「自然」なんだよね。
 キャンピングカーでキャンプ場に泊まって、焚き火などしながら星空を見るとする。そのとき向き合っているのは「宇宙」なんですよ。

【町田】 なるほど。キャンピングカーをオーディオルームのように改造して、音楽を楽しむ空間として使っているユーザーもいますもんね。

【畑中】 そう。そのとき、その人が向き合っているのは「音」。
 物書きさんで、自分の書斎にいるときより、キャンピングカーにいた方が原稿がすらすら書けるという作家さんがいるんですよ。その人はきっと、「物語」と向き合っているんでしょうね。
 そのように、人によってさまざまな世界を見せてくれるのがキャンピングカー。

【町田】 へぇ、畑中さんが感じていらっしゃるキャンピングカーって奥が深いですね。今日は面白いお話をいろいろとありがとうございました。

『キャンピングカースタイル』

 
 

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