感染性胃腸炎だって

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 ここ10日ほど、実は病床に臥せっていた。
 病名は「感染性胃腸炎」。

 恥ずかしい話だが、まぁ、ウィルスによる食中毒のようなものである。
 しばらく外食に頼ることが多かったから、どこかの食事から拾ってしまったのかしれない。

 なんとなく体がだるい … という潜伏期間が4~5日続いた後、突然38度~39度という高熱に襲われた。

 そして、激しい下痢と腹痛に悩まされた。
 医者に行って、抗生物質や下痢止めの薬を調合してもらった。
 腹痛は収まったが、下痢状態は3日ほど経過してもまだ治らない。

 仕方なく、昨日から居間のソファに寝そべったまま終日テレビとパソコンを観ている。
 テレビからは、いろいろなコマーシャルのキャッチを覚えた。

 「痔にはポリフェノール」
 とか、
 「お値段どおり、ニトリ」
 とか。
 … 違うかな?

 ニュース番組で報道される衆議院選挙の見通しなどにも目を通していた。
 投票日まであと1週間を切ったが、ネット情報(YOU TUBE)を見てみたら、「希望の党」に対する逆風の強さは想像以上のものだった。

 私はこの小池百合子という人を評価していないので、このブログにおいても何度か批判めいた記事を綴った。
 そのうちテレビでも批判めいた発言があらわれるようになり、小池旋風の失速が感じられた。

 しかし、ネット世論は、テレビ以上に彼女に対して厳しかった。厳しいというよりも、むしろ小池バッシングを楽しみ始めたようにも思える。

 “風” まかせの選挙というのは、ほんとうに怖い。
 順風に煽られて、都知事選と都議選を圧勝した小池女史だが、今やその暴風に押し倒されそうになっている。
 
 今後小池女史は、いったいどういう立ち位置を維持していくのだろうか。
 都知事の仕事に舞い戻っていくしかないのだけれど、すでに小池女史が都政に対して何の情熱も持っていなかったことに気づいた都議たちや都庁職員たちは、もう彼女を冷めた目でしか見ないだろう。
 そして彼女に対する都民たちの幻想も、これを持って終了するだろう。

 哀れなのは、「希望の党」と「都民ファースト」に参加した人たちである。
 両党とも、おそらく2年後ぐらいには自然消滅しているだろう。
 可哀想だが、若狭勝氏の政治生命もそう長くはないだろう。
 細野豪志氏はその後も政界を泳ぎ切っていくかもしれないが、一度沁みつついた “裏切者” のイメージを振り払うことは難しいだろう。

 世論調査では自民党の圧勝で終わるという見方も出てきたが、安倍政権だって問題だらけの政権だ。
 確かに、ここ数年アベノミクスの成果は出ていると思うが、企業の内部留保は過去最高額を維持しつつ、それをほとんど社員に還元していない。
 だから、そこのところだけを切り取れば、「金持ち優遇の政治を終わらせよう」という共産党の主張にも一理あるし、「アベノミクスの成果を庶民は実感していない」という他の野党の主張にもうなづける。

 にもかかわらず、安倍政権批判を繰り返す野党の主張がまったく有権者の心をつかまないというところに、今回の選挙の絶望的な様相が浮かび上がってくる。

 「希望」「共産」「立憲」のすべてにいえることだが、どの党も「もし選挙に勝ったらどういう日本をつくっていくか」というグランドデザインの提示があまりにも貧弱。
 とりあえず「安倍一強政治を終わらせよう」とみな言うが、終わらせた後にどういう日本が現れて来るのかということに対して、どこも明確なヴィジョンを提示しきれていない。

 唯一、安倍政権の政策の弱いところをはっきりと理論的に衝いたのは、民進党前原誠司氏であったのだが、彼の最大のミスは頼ろうとした「希望の党」があまりにも早く瓦解してしまったことだ。

 私は、前原氏は “リベラル” などの旗印にこだわることなく、むしろ自民党に入って内部から安倍に対する批判勢力として存在感を示せばよいと思う。今回自民党が提出した消費税やその使い道などに対する政策案は、そもそも前原氏が3年ぐらいかけて温めてきたものなのだから。
 前原氏はけっして、政党のリーダーに座る器の人ではないが、私は彼の勉強する姿勢を高く評価している。

 この日曜日、選挙報道以外では、テレビドラマもよく観た。
 TBSの『陸王』も観た。
 面白かった、
 役所広司、いい役者だね。

 ただ、ストーリーはあまりにもベタ。
 視聴者を泣かせる見せ所というものをあざとく計算して、図式通りに話が進行していく。
 未来への挑戦、人の絆、不屈の精神。
 基本的に日本人が好きな『プロジェクトX』の手法。
 ま、こういう「頑張れ日本の中小企業!」みたいなドラマは、話がベタでも、それなりに楽しめる。
 私も何度か目頭が熱くなった。
 
 
 NHK大河ドラマ『女城主 直虎』。
 久しぶりに観たけれど、前よりは少し面白くなっていた。
 ただ、井伊直政を演じる菅田将暉の演技があまりにも “現代劇風” 。
 顔の作り方もセリフの読み方も、まったく昭和・平成の少年風で、戦国時代の男の子というニュアンスがまったく漂ってこない。
 もう少し大人びた、落ち着いた演技はできないものか。
 
 

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