オートキャンプ白書2018

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - オートキャンプ白書2018
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed

  
 

 
 
 7月11日(水曜日)、一般社団法人日本オートキャンプ協会(JAC)が発行する「2018年版オートキャンプ白書」の発表会が行われた。

 それによると、ここ数年キャンプ場の集客効果を高めていた秋の大型連休だが、昨年(2017年)だけは天候に恵まれず、かなり客足が落ちたという。
 
 しかし、それにもかかわらず、年間を通したオートキャンプ参加人口は昨年よりもさらに10万人増えて840万人(1.2%増)にのぼり、5年連続で前年を上回った。

 その理由は、「ウィンター(冬)キャンプ」が伸びたことによる。
 これまで、冬は防寒に弱いテントキャンプには不向きな季節といわれていた。
 しかし、近年はテントそのものの質も向上し、さらに冬を快適に過ごすグッズ類も充実してきて、雪中キャンプを楽しめる環境が整ってきた。
 そのため、昔ほど「冬を苦手としないキャンパーが増えてきた」という。

 冬キャンプが盛んになってきた理由はほかにもある。
 それは、“インスタ映え” の追求。
 雪の中でテントキャンプを楽しむというのは、かなり “上級者っぽい” 。
 そういう難易度の高いキャンプを楽しんでいる画像をアップして多くの人に見てもらいたいという最近のユーザーの心境が反映されていると説く人もいる。

 キャンプ同行者にも変化が見られるようになった。
 これまでと同様、子供を中心にした家族が全体の中心を占める(62.9%)傾向に変わりはないが、目立ってきたのが「ソロ(単独)キャンプ」。
 率としては3,5%(昨年より1.5%増)と、まだ少数派にとどまっているが、これまでにない特徴が表れているという。

 それは「独り者オヤジ」たちのキャンプ遊び。
 従来ソロキャンプは、バイクで旅行する若者たちが中心であった。
 彼らがキャンプ場に泊まるのは、あくまでも旅のプロセスに過ぎず、宿泊代などを安く抑えるためのキャンプにすぎなかった。

 しかし、近年は、キャンプ場泊そのものを目的とする中高年のソロキャンパーが増えているという。
 その多くは、子育ても終わり、かつ奥さんとは別行動で気楽な独身生活を取り戻そうという “オヤジさん” たち。

 あるキャンプ場では、そういう “にわか独身” を楽しむ中高年が20人~80人集まって、大パーティーになることもあるという。

 そうはいっても、キャンプ人口の中心となるのは、やはりヤングファミリー。人口ボリュームの多い団塊世代ジュニアが中心となる。
 平均年齢は、42.1歳。
 子供連れの比率は、66.2%にのぼる。

 また、それよりもさらに若い世代のキャンパーも増えており、特にテレビアニメにもなった漫画の『ゆるキャン』(芳文社)の影響は絶大で、主人公の女子高校生たちがキャンプを遊んだ場所が “聖地” のように人気を呼んでいるともいう。

 2018年度版の白書で顕著になってきたことの一つに、訪日外国人キャンパーが増えたことが挙げられる。
 各キャンプ場に、「昨年から目立ってきた新しいキャンパーの特徴」を答えてもらったところ、「外国人キャンパーが増えた」と回答したキャンプ場は17.7%にものぼった。

 集計によると、昨年1年間に、一つのキャンプ場を訪れた外国人利用者は平均57.2人となり、この傾向はさらに強まっていくと予想される。
 そこには、シティホテルなどに泊まるより、キャンプ場の方が宿泊代が安いという彼らの合理的判断が働いているとのこと。

 それにともない、レンタルキャンピングカーを借りて、キャンプ場に泊まりながら、各地の観光スポットを回る訪日外国人観光客も増えているという。
 
▼ キャンプ場を訪れる外国人観光客(写真提供:佐久間亮介さん) 
 
  
 

カテゴリー: news, 旅&キャンプ   パーマリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">