釣りとは「魚」と「人間」の知恵比べ

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畑中一夫氏(神奈川県・フレンドリー代表)に聞く
 
 
 「私にとって、釣りは趣味ではなく、生活でした」
 と語るのは、神奈川県・相模原市でキャンピングカーショップ「フレンドリー」を運営している畑中一夫さん(元日産ピーズフィールドクラフト社長)。
 実家が青森県・下北半島の漁師だったため、子供の頃から津軽海峡のイカを釣って、家の生計を助けていたという。

 実家からほど近いところに、マグロ漁で有名な大間町がある。そのため生活環境そのものが「釣り文化」を色濃く反映した土地柄だった。
 東京に出て、今の仕事に携わるようになって、ようやく釣りが「生活」ではなく、「趣味」になった。

 下北半島の実家は海にも近かったが、山にも近かったため、渓流釣りにも親しんだ。
 しかし、渓流釣りの面白さをほんとうに知ったのは、キャンピングカーの仕事を始めるようになって、お客さんを通じて釣りのプロある岩井渓一郎氏を紹介してもらってから。フライフィッシュに使う毛ばりの作り方などを直伝で指導を受けた。

 「でも川の魚より、やっぱり海の魚の方がおいしいですね」
 と畑中さんは語る。川魚は味が繊細だが淡白。イワナもヤマメも似たような味になる。
 それに比べ、海の魚はみな個性があって、刺身でもよし、煮てもよし、焼いてもよし。いろいろな食べ方が楽しめる。つまり、「釣る楽しみ」と「料理する楽しみ」の両方が味わえるという。

 最近は乗り合いの釣り船を利用して、沖に出るようになった。
 面白いのはカツオを釣るとき。相手がでかいから、かけひきも必要になる。30~40分ぐらいの魚とのやりとりを交わすことも。ヘミングウェイの『老人と海』の心境だという。カツオでいちばん大きかったのは4.4kg。すぐに叩きにして新鮮なうちに食べた。

 釣りのだいご味というのは、けっきょく「魚と人間のかけひき」に勝つことだそうだ。
 「魚もバカじゃない。知恵比べですよ」
 と畑中さんは笑う。
 その知恵比べに勝つために、釣る魚に応じて異なる竿やリールを用意し、エサの種類も変える。天候や潮の流れ、海水の温度も読まなければならない。経験を積めば積むほど “奥の深さ” がわかってくる。

 そういう畑中さんの釣りの “サポーター” になってくれるのがキャンピングカーだ。
 現在の愛車はドイツのヨットメーカー「デヘラー」が製作していたVW-T4ベースのバンコンバージョン。

 「室内が船のようなデザインになっていて、まさに釣りを楽しむにはぴったりです」と、畑中さんはその車にぞっこん。
 前日の晩に家を出て、釣り船の港までたどり着く。車内で一杯やって、仮眠。そして早朝5時~6時ぐらいの船に乗る。

 「仕事などでイライラしたときは、すぐ釣りで解消します。家でイライラしている様子を見せると、女房が “早く釣りに行ったら” と追い出してくれる。この趣味があったから、今日まで生きてこれたのかもしれません(笑)」
 と畑中さんは結んだ。
 
 
Campingcar Pro Shop FRIENDLY
神奈川県相模原市南区当麻2340
TEL:042-711-9048
営業時間:10:00~19:00
定休日:火曜日(イベント出展等で臨時休業あり)
 
 

カテゴリー: 旅&キャンプ   パーマリンク

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