ペット連れキャンピングカー旅行

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 「ペット」というと、まず犬か猫。
 その次が金魚、小鳥。
 ときどきウサギかブタ。
 
 最近はヘビ、トカゲという、“首がニュルッと回る系” も増えているようだけど、そういうのは逃げ出した時が大変そうに思える。
 飼っていたヘビが隣りの家に逃げ込んだとしても、まず、無事に返してもらえるかどうか。
 フトン叩きでめっちゃくちゃに叩かれ、哀れ、きしめん状になって帰ってきそうな気もする。

 ワニなんかお風呂場で飼おうものなら、飼い主はいつお風呂に入るのよ? って感じになるだろうし …。
 やっぱ無難なのは犬・猫のたぐい。
 ペットのキング格は「犬」で、「猫」がクィーン格という基本は揺るがない。


 
 で、キャンピングカーユーザーはけっこうペットが好きだ。
 旅行するときに、ペット連れで泊まれるホテルや旅館が少ないということで、キャンピングカーを購入する人もいる。
 
 ある高級輸入キャンピングカーを販売している店のスタッフは、こんなことを言った。
 「 “冬はペットが可哀想だから床暖房付きのキャンピングカーを買うわ” といったお客様がいらっしゃいました」

 床暖房付きのそのキャンピングカーは2千万円ぐらいする。
 うらやましいペットだ。
 そのペットがどんな動物かは聞き漏らしたが、温かい部屋を好む生き物となれば、ペンギン、シロクマのたぐいでなさそうだ。
 無難なところ、やっぱり犬か猫だろうな。

 で、犬とキャンピングカー旅行に行くと、いいことがいっぱいある。 
 犬連れ旅行だと、まず犬のために散歩に出る。
 犬に食事を与える。
 そんなことが旅のアクセントになって、旅にリズムが生まれるのだ。


 
 犬を散歩させるときも、
 「お、犬がやたらに草むらの匂いを気にしているな。野生動物の歩く道なのかな」
 といったように “犬目線” が加わるから、自然のいろいろなニュアンスにも敏感になる。
 
 そして、何よりも、人間と人間の「緩衝材」の役目を果たしてくれる。
 長旅をしていると、仲の良い夫婦といえども、ときどき二人の間に “ドロン” とした空気が漂うことがあるが、そんなとき、犬の話題に振ると、そのドロンとした空気が、パァーっと散っていくから不思議だ。
 
 犬というのは、実に察しのいい動物で、夫婦ゲンカが起こりそうになると、会話の流れで解るらしい。
 私が飼っていた犬も、夫婦の会話にとげとげしさが交じり始めると、人間の手足が及ばないくらいの距離まで、さぁっと移動していた。
 さらにお互いの会話が激昂してくると、もう視界のなかにいない。
 とばっちりを食うのを恐れて、毛布の下なんぞに避難するのだ。
 
 彼らには、人間の会話が全部分かっているのではないかと思えることがある。
 実際、「利口な犬は人間の2歳~3歳児ぐらいの知能を持つ」などとよく言われる。

 そうなると、この人手不足の世の中のことだから、犬を労働資源として活用しようという動きが出てくるかもしれない。
 すでに「介護犬」として訓練されている犬がいっぱいいるから、次に養成されるのは「買い物犬」だろう。
 高齢化社会が到来して、飼い主たちの体が思うように動かなくなってくると、日本全国のスーパーやコンビニは、「ネギ」「醤油」などというメモを首輪のところに挟み、買い物袋を首から垂らした犬たちで溢れかえると予想される。
 
 もっとも、専門家のなかには、注文主の頼んだ商品がそのまま家まで満足に届けられるかどうか疑問視する声もある。
 「トンカツ」「コロッケ」などを買って帰る犬たちのうち、はたして何頭が帰り道に味見したくなる誘惑を抑えられるだろうか。
 彼らの “克己心” との勝負となる。

 犬の労働力に期待する世の中になりそうだということで、犬と会話するためのいろいろな研究が進んでいるという。
 でもこれは止めた方がいい。
 犬がしゃべらないからこそ、人間が “犬の立場” に感情移入するわけで、それによって円満な状態が保たれている。
 もし、犬と人間が対等に会話するようになったら、各家庭で、夫婦ゲンカと同じぐらい、犬と飼い主のケンカが始まる。

 犬の主張は、以下にようなものになる可能性が高い。  
 「いつまでもオレに赤ちゃん言葉使うなよ」
 「トイレ用のシートは、1回ごとに変えてくれない? 不潔でしょうがない」
 「このエサなんだよぉ! 犬には賞味期限切れのエサを平気で与えるわけ?」
 
 厳しい世の中になると、ストレスが溜まっているのは人間ばかりとは限らない。
 犬だって、言いたいことはいっぱいあるだろう。
 だから犬にしゃべらせる前に、人間が、犬の気持ちを察してあげることが大事なのだ。
 
    
コント 愛犬詐欺

【夫】 大変だぁ! いま散歩に連れ出そうと思ったら、クッキーが玄関をすり抜けて外に飛び出してしまった。
【妻】 あら、早くつかまえないと。
 
【夫】 もう姿が見えないんだよ。
【妻】 家出かしら …
 
【夫】 お前が厳しく叱るからだよ。
【妻】 行き先は分かるかも … 。さっき原宿の竹下通りが出てくるテレビをじっと見ていたから。
 
【夫】 お年頃だもんなぁ。
【妻】 だけど、どうやって行く気かしら。電車など乗ったことがないのに。
 
【夫】 道々、匂いを嗅ぎながら行くんじゃないか。
【妻】 何日もかかるわよ。足が短いから。
 
【夫】 2~3日分のエサを風呂敷に包んで、背中にしょってけばいいのにな。
【妻】 可愛いわね。
 
【夫】 … とにかく探しにいかないと。
【妻】 暑いから、もう少し日が落ちてから。

【夫】 あれ、電話だ。どこからだろう?
 
【夫】 大変だぁ! クッキーが野犬狩りの人に捕まったらしい。
【妻】 うっそぉ。
【夫】 明日までに30万円振り込まないと、犬殺しの注射を打たれちゃうんだって。泣きながら、そう言っている。
【妻】 本人からの電話?
 
【夫】 そう。
【妻】 変ねぇ、いつ人間の言葉を覚えたのかしら。
  
 
 最後に、犬の年齢を数える方法を教えよう。
 小型犬の場合は、「犬年齢-1× 5+18」だという。
 たとえば、5歳の小型犬がいるとする。
 すると、「5-1× 5+18」となり、人間に換算すると、38歳ということになる。(ちなみに、大型犬の場合は、犬年齢-1× 6+18だという)
    
  
JRVAエッセイ 愛犬とのキャンピングカー旅行の思い出
(↓)
https://www.jrva.com/column/detail.php?column_cd=89
 
 

カテゴリー: ヨタ話, 旅&キャンプ   パーマリンク

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