ますます盛況 オートサロン

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 2019年の1月11日~13日まで開かれた「東京オートサロン」。
 最終日に見学に行ったが、例年30万人を超える入場者を誇るビッグイベントだけに、会場の混雑具合はすさまじかった。
 
▼ 入場者数もハンパない !

 大半が、20代から30代ぐらいの若者。
 このショーを見ているかぎり、マスコミが話題にしたがる “若者の自動車離れ” なんてウソだと思った。

 カップル同伴率も高く、まさに “リア充” の祭典。
 あちこちのブースでは、重低音のノリノリサウンドをバックにヒップホップ系のユニットがライブを繰り広げている。

 「♪ ローダウンした タイヤに履かせた アルミホイール クロームの輝きひと際まぶしく しぶきが飛び散る 雨の西湘バイパス …… ♪ ドンドコドン !」
 ってな調子なんだな。
 
 まぁ、カスタムカーの祭典であるのと同時に、ディスコサウンドの祭典でもあったわけだけど、口径の大きいスピーカーを30年前に売ってしまったオジサンとしては、久しぶりに聞いた大音量音楽はちょっと疲れた。
  
 しかし、若者が好むクルマのトレンドというものが分って、けっこう勉強になった。
 
 展示された車両の傾向は、大きく分けると二つ。
 一つは、スタイル、塗装などでカッコよさを追求したもの。
 かつては、車高を下げてスポイラーを張り出したヤンキーテイストのクルマが人気を集めていたが、最近はそっち系は影をひそめ、むしろリフトアップしたオフローダー系のカッコよさを狙った車両が目立ってきた。
 
 塗装も、ド派手で萌え系の “痛車” 風ではなく、艶消し塗装でオリジナリティーを追求するという傾向になってきている。
  
  
アウトドアユースもトレンドに
 
 こういう “カッコよさ” を打ち出したものとは別に、もう一つの流れとして目立ってきたのがアウトドアユースである。
 車内で寝られる機能があることをディスプレイでも訴える「車中泊車以上/キャンピングカー未満」を狙ったようなクルマだ。
 
 そういった車両を展示しているブースのスタッフはいう。
 「本格的キャンピングカーになってしまうと、普段使いは難しくなってきますけれど、うちのクルマは、普段使いができて、かつアウトドアでも使えます」
 
 
「ゴードンミラー」ブランドの車中泊車
 
 そういう展示車の代表格の一つが、オートバックスセブンの「GORDON MILLER(ゴードンミラー)」ブランドの車中泊仕様車。

 「ゴードンミラー」というのは、オートバックスが提供する洗車用品やカーメンテナンス用品といったグッズ類を総称するときのブランド名。
 そのブランドイメージを踏襲する “車中泊車” として開発されたのが、トヨタ・ハイエースベースの「GMLVAN V-01」と、日産NV200ベースの「GMLVAN C-01」の2車種だ。
 
▼ 「GMLVAN V-01」外装

▼ 「GMLVAN V-01」内装

▼ 「GMLVAN C-01」外装

▼ 「GMLVAN C-01」内装

 
 両車とも、内装にリアルウッドを使っていることが特徴。
 木のフローリングを施したのは、アウトドア用の荷物をたくさん詰め込んでも、床面へのダメッジを少なくするという意図と、あとは質感。本物の木を使うことによって、手触りの良さを追求したかったためだという。
 
 ともに、テーブルの設定や就寝時のフルフラット化が可能になっており、車中泊車としての機能は万全。
 今年の6月ぐらいに販売が予定されており、ハイエースベースの車両が400万円程度。NV200は300万円程度という価格帯が検討されている。
  
 車中泊やキャンプを楽しむとなると、当然キャンプグッズ類や遊びのギアの収納が問題となる。
 
 
 
 そこで活躍するのが、上記の車両を開発したオートバックスセブンが用意している「ゴードンミラー」や「JKM」といった同社のブランド名を掲げた収納ケース(↑)。
 サイズもいろいろ用意されているので、荷物の形状に合わせて好みのものをチョイスすれば、効率よく収納できて、見た目もきれいになる。
 最近は、整然と収まったグッズ類をインスタにアップするユーザーも増えているという。
 
 
ホンダの “サーフィン&旅” 仕様
N-VANベースの「トリップバン」
 

 ホンダからは、「サーフィン&旅」をテーマにしたN-VAN(写真下)が出品された。
 車両サイズとその構造からいって、基本的に「ひとり旅」仕様であるが、車内にアウトドア用品を詰め込んで、全国のサーフスポットをめぐるというコンセプトのクルマだ。


 
 なかなかよく作り込んであるので、ひとり旅が好きな独身男性などは、ちょっと好奇心をくすぐられるかもしれない。
 しかし、この車両はあくまでもコンセプトカー。
 このスタイルのまま、完成車として販売する予定はないという。
 
  
 
 
アルフレックス「CAVEX(ケイベックス)」
 
 キャンピングカービルダーとしても人気のある「アルフレックス」からは、都会的なテイストに溢れた “アウトドアカー” という非常にユニークな思想を持ったハイエース改造車が出展された。
 その名も「CAVEX(ケイベックス)」(写真下)。

 内外装が非常にポップで小粋な仕上がりを見せるところに特徴があり、デザイン的にはキャンピングカーとバニングカーの “良いとこ取り” という性格を持っている。

 特徴は、なんといってもリヤゲートを跳ね上げたときに現れる大画面の4Kテレビ。
 左右には口径の大きいスピーカーが取り付けられ、ちょっとした “リヤゲートシアター” を実現する。

 テレビ前には、コンロとシンクを並べたギャレーユニット。
 それを使って簡単なツマミを作り、外に持ち出したチェアに腰かけて、テレビを見ながら、ワインを開ける。
 つまり、アウトドアに身を浸しながら、究極のインドアユニットを堪能するというのがこのクルマの狙いだ。


 
 しかし、開発したアルフレックスは、
 「あくまでもコンセプトモデルだということをご理解いただきたい」
 という。

 つまり、この仕様を寸分たがわず実現した完成車の販売は、今のところ考えていないとも。
 ただ、リヤのギャレーユニットのキットや、室内のカラーリングなどは、リクエストがあれば、別の市販用キャンパーに転用は可能。
 価格も相談に応じるとのこと。
  
  
新型デリカD:5
 
 それでは、そのほかの話題の展示車を紹介。
 下は、三菱デリカD:5(ディーファイブ)の新型モデル(写真下)。昨年の11月から注文が開始され、受注も好調だというが、一般公開されるのはこのショーがはじめて。


 
 もともとデリカD:5は、質実剛健なタフネスさが売り。
 もちろん、今回のモデルも機能的にはその特徴を踏襲している。
 ただ、デザイン的には大胆に一新され、そうとう洗練されたスタイルを身にまとってのデビューとなった。
 
 
ジムニーサバイブ
 
 スズキ自動車からは、人気のジムニーのカスタマイズ仕様車が展示された。
 名前は「ジムニーサバイブ」(写真下)。
 名前からして、悪路走破性の高さをアピールするようなコンセプトだが、もともとは洗練されたアーバン4WDとしての性格が付与されたクルマなので、やんちゃな悪路攻めのディスプレイを施されようが、どこか貴公子然としたスマートさが維持されている。

 
  
 
クローラー付き日産ジューク
 
 下は日産のブースで展示されていた「JUKE(ジューク)」のカスタマイズコンセプトモデル(写真下)。
 オーダーフェンダーを改造して、4輪にクローラーを履かせているところがミソ。
 実際の走行も可能だという。
 
 
 
 
なつかしの旧GT-R
 
 旧車オークションコーナーでは、「ケンメリ」「ハコスカ」などと呼ばれていた時代のスカイラインGT‐Rも展示され、いまだに衰えない人気を誇示していた。
  
 
 
 

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