「ホビダス」だけに頼らないように決めた

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他のブログサービスはこんなに豊かだ!
 

  
 私がいま参加しているこの「ホビダス・趣味ログ」というブログサービスが、サーバーの容量不足のためか、ときどき不安定になることがある。
 アクセスしても、自分の管理画面までログインできなかったり、アクセスそのものが不可能な時間帯があったりする。

 安定した日が数日続くこともあるが、安心していると、すぐ裏切られる。
 一瞬「つながった!」と思い、アップする記事を急いで用意したりするが、いざ載せようとすると、再び閉ざされていたりする。
 読者の方からも、「最近つながりませんね」とよく言われるようになった。

 運営状況の不具合について、会社の方からのインフォメーションは何もないし、こちらから「ホビダス」さんにメールを差し上げたこともあるが、返信が戻ってきたためしがない。
 
 「ホビダス」さんには、もう13年以上お世話になっているので、なんとかこのまま続けさせてもらいたいのだが、メールの返信もないところをみると、ある日サービスがストンと打ち切られる可能性が高くなってきたように思える。
 こんなことを書いたら失礼かもしれないけれど、「そろそろ、ここも賞味期限切れかな … 」と思わないでもない。
 
 
お引越しではないが、一部過去ログの移転を開始
  
 そのため、今年に入ってから、少しずつ過去のアーカイブを別のブログサービスに移し始めている。
 「過去記事」をすべてほかのところにエクスポートする、いわゆる “お引越し” ではない。
 基本的には、これからも「ホビダス」さんに軸足を置いたスタンスでいることには変わりないからだ。
 
 ただ、「突然の閉鎖」という事態に備え、自分にとって愛着のある記事は、もう少し信頼性のあるブログサービスに移しておきたいという気持ちは強くなった。


 
 過去記事をコピーして移し替えているのは、ジャンルでいえば、(現在のところ)、「映画系」、「アート系」、「文学系」、「音楽系」の記事。プラス、ギャグネタを中心とした「ヨタ話」。
 自分の本業はキャンピングカー記事の作成だが、そっちの方も新しいブログサービスで、専門のパワーアップ版を作ってみたいと思っている。
  
 移し替え作業を始めたことをきっかけに、過去ログを振り返ってみたが、情報としてはまったく通用しないものが多いことも分かった。
 たとえば、「トランプ政権がどうした … 」などという時事ネタは1年も過ぎてしまえば意味がない。
 「夏休みにどこに行った」、「5kgやせたが6kg太った」などというレポートも公共性が薄い。
 
 
過去のブログは見やすいスタイルに手直し
 
 そういうネタは “個人の備忘録” としての意味はあるかもしれないけれど、私のような市井人のアーカイブが、社会的な価値を持つなどということは、まずありえないから、それほど愛着のない記事は新しいところには保存しないつもりだ。
 サイバー空間には「限りがない」とはいえ、価値の低いものをこれ以上バラまく必要はないと思っている。

 逆に、自分でも「面白いな」と思えたものは、冗長になっていた文章を削ったりして、記事そのものを作り直した。
 以前のものと同じ内容ではあっても、段落ごとに小見出しを入れたり、不鮮明な画像を別のものに差し替えたりして、多少は(スマホでも)見やすい状態にしたと思う。
 
 新しいブログサービスに投稿した数が、開始3週間で33個にのぼる。
 アクセス(PV)総数は約800。
 今の「ホビダス」だと、1日3,500PV(850アクセス)、月にすると85,000PVぐらいあるので、新ブログの3週間分のPVを集めても、「ホビダス」の1日分に及ばない。

 過去13年間の蓄積の重さがそういうところに表れていたことを痛感した。
 それだけの読者が「ホビダス」ブログを支持してくださっていたことを、あらためて感謝しなければならないと思った。
 
 
試験してみたのは「はてなブログ」
 
 テスト投稿してみた新しいブログサービスは、どんな会社か。
 
 名前は有名な「はてな」である。
 この会社を選んだ理由は、いろいろなブログサービスの会社をネットで探しているときに、「サーバーがいちばん強力だ」という情報を得たからだ。
 
 もちろん、不安定なときもあるらしい。
 しかし、そんなときは「はてな」本社から逐一「今サーバーをメンテナンス中」とか、「復旧しました」というインフォメーションが流されているようだ。
 そこがとても良心的に思えた。

 また、基本的には無料ブログであるが、有料ブログへの案内もある。
 つまり、ブログサービスの収益構造をしっかり考えているということで、これはかえって信頼できる。
 収益の見通しがなくなると、一方的に閉鎖してしまう無料ブログよりも、「はてな」の方が誠実だという言い方もできる。
 
 
「はてな」の規模の巨大さにびっくり !
  
 しかし、このような大手のブログサービスに接してみると、戸惑うことも多かった。
 まず、参加ブロガーの数がハンパないのだ。
 日々寄せられる投稿を一目見ただけで、あらゆる趣味嗜好を持った、あらゆる年齢層の人たちがひしめきあっていることがすぐに分かった。
 一説によると、はてなブロガーの数は、23万~24万人いるとか。(うわさだけど … )
 実際はもっといそうな気配がある。
  
 「ホビダス」はどちらかという似た趣味を持つ人たちのサークルなので、ネタも絞られてくるし、話題も安定している。
 記事のアップスピードもゆるやかなので、参加ブロガーの最新コンテンツがすぐ消えることはない。
 
 しかし、「はてな」では、悠長には構えてはいられない。
 「ホビダス」のような「新着記事コーナー」がないため、(よほどの人気ブログにでも成長しないかぎり、)自分が書いたものがどこにあるのかも分からない。
 
 もちろん自分の管理画面だけはチェックすることができるけれど、それを見ても、(最初のうちは)「アクセスゼロ」状態がずっと続いるだけなので、「誰の目にも留まらなかったんだなぁ … 」という徒労感のみが蓄積していく。
 
 

  
 
2つのブログの年齢層の違い
 
 「ホビダス」と「はてな」のもう一つの違いは、参加人口の年齢層である。
 概して、「ホビダス」の年齢層は高い。
 これは趣味のサイトという性格が強いため、長年それ一筋に打ち込んできた人の経験値の蓄積がないと一定のレベルが維持できないというところからきているのだろうと思われる。

 それに対して、「はてな」の参加人口は圧倒的に若い。
 20代から30代ぐらいの方々が主流で、多少高齢になったとしても40歳代どまり。

 これも拾ったうわさだが、ある「はてな」の投稿者によると、
 「はてなブロガ―は30代の男性が中心で、エンジニアが多く、興味はインターネットやガジェット機器」だとか。
 しかし、実際にはかなり女性の投稿者が目立つ。
 私がみた男女比率は、男6・女4といった感じだ。 

 ただ、いずれにせよ、ブロガーが若すぎてく、最初のうちは、この年齢差のギャップに大いに戸惑った。
 「はてな」の他のブロガーさんの記事を開いても、まず「使っている言葉」が分からないのだ。
 
 「最近の『はてな』は “オワコン化” しているね」
 って言われても、それ何? 状態。
 
 「今のファッションは “エシカル” が主流」
 って言われても、それって色の名? 生地の名? デザイナーの名? … ってくらい意味不明。

 「このケーキうまい ! “マジ卍” だねぇ !” 」
 とか言われても、「饅頭(まんじゅう)はケーキじゃねぇだろ?」っていう反応しかできない。
  
 
ブログは、SNSではできないことをやるメディア
 
 こういう “若い言葉” は、LINEなどでやりとりしている女子中高生の日常用語に近い。
 「ブログ人口は高齢化している」と思い込んでいたが、「はてな」を見るかぎり、そうでもないようだ。
 「言葉が若い(新しい)」ということは、生きた現場感覚を持っている人たちが参入してきているということだ。
 
 生活現場から直接送られてくる記事は、やはりそれなりに生々しい。
 「若いからいい加減」という感じはまったくなく、逆に、「若いから真剣」という熱が伝わってくる。
 
 どういう記事が多いかというと、「どこに行った」、「何を食べた」という “SNS的” アプローチが目立つものの、それ以外には、仕事や対人関係上の悩み、子育てに対する疑問やその解決法などがけっこうストレートに綴られていたりする。
  
 それらを一読してみると、みなSNSではできないことをやっているという気がした。
 ツィッターやフェイスブックでは、失恋相談も、職場で同僚や上司から受けるセクハラ・パワハラの告白もできない。
 ましてや “お洒落感” が大事なインスタグラムでは、ヘビーなテーマはとてもじゃないけどアップできない。
 
 ヘビーなテーマをブログで綴るということは、
 「私はこう思っていますが、読者の方はどう思われますか?」
 という双方向の意見交換を前提にしているということだ。
 
 そこがSNSに向かう人たちとは違うような気がした。
 SNS系の人が消費型・発散型だとしたら、ブログ系の人は蓄積型で対話型。
 SNS系が言葉より映像を重視する傾向が強いことに対し、ブログ系は言葉を大事にしている。
 
 
アクセスを増やすノウハウを伝える記事が人気
 
 「はてな」ブロガーのもう一つの特徴は、新規参入者が圧倒的に多いこと。
 「ブログを始めて2ヶ月経ちました」
 「ようやく100記事書きました」
 という報告がやたらと多いのだ。

 そういう人たちの関心事は、「いかにアクセス(PV)を増やすか」ということにあるから、流通するブログ記事も、アクセス稼ぎの秘伝を明かしたようなものが多い。
 
 小さなブログサービスでアクセスを増やそうとすると、どうしてもグーグルやヤフーのような検索エンジンに拾われることを目指すしかない。
 
 しかし、「はてな」では、同じブログサービス内でのブロガーの交流を緻密にすることで、内部的なアクセスが増えるようになっている。
 SNSの「いいね」のような機能を持つスターマークや、SEO効果につながるブックマークといったシステムが数多く存在し、それらを有機的に組み合わせていけば、「はてな」内部でのアクセスアップが図れるのだ。
 
 さらに、「mixi」のような同じ趣味を共有するサークルのようなものもたくさん用意されていて、そのどこかに所属すれば、仲間同士の温かい交流も生まれるようになっている。
 
 ちなみに、「音楽・映画」という趣味グループに参加しているブログ数は、約6万5,000ブログ。
 「コンピューター・IT 」というグループに参加しているのは、約1万3,000ブログ。
 その次は、「芸能・アイドル」で、約 8,000だった。
 ほか、「旅行」、「グルメ」、「スポーツ」、「ゲーム」、「カメラ」、「自動車」、「自転車」、「鉄道」などというグループがあり、そのどれかに所属すれば、書いた記事が同じ趣味を持つ人の目に留まりやすくなる。

 ブログ内の誰が読みに来たのか、ということもたどれるようになっているので、相手の記事が気に入れば、こちから出向いていくこともできる。
 
 
自己完結性の強い「はてな」の世界
 
 しかし、そのような美点は、ある意味、このサービスの閉鎖性を暗示しているような気もする。
 居心地が良い分、「外に出よう」という意欲が減退しそうに思えるのだ。
 
 ここのルールに沿って記事を書いている限り、同調するファンの支援も見込まれそうだし、書いているものが炎上することもなさそうだ。
 かわりに、書く内容がいつのまにか、こぢんまりしそうな気がする。
 
 実際、私もここでは気に入らない有名人などの過激な批判記事は載せられないという気分になった。自分の気が晴れるような批判記事を書きなぐっていると、その相手を無邪気に信奉していた人たちの心を傷つけることもありうるということに気づいたのだ。
 
 とにかく、「はてな」に接してみて、「ブログの世界は広い」ということを再度認識することができた。
 これを機に、自分の書くものが変わっていく可能性も出てきた。
 
  でも、「閉鎖」の連絡が来るまでは、しばらくは「ホビダス」でやっていくよ!
 
 

カテゴリー: コラム&エッセイ   パーマリンク

「ホビダス」だけに頼らないように決めた への2件のコメント

  1. 山田 より:

    いつも楽しく拝見させていただいております

    ただ以前から気になっていた事を1つだけ

    1ページ当たりの記事表示数が多すぎます、
    画像の多さも鑑みれば、3~5記事せめて10記事以内に抑えるべきかと思います。

    1ページ当たりの記事数が多ければ多い程、重くなりますのでご注意を。

  2. 町田 より:

    >山田 さん、ようこそ
    貴重なアドバイス、ありがとうございます。
    確かに動作が重いのは、記事表示数が多いことに原因があることも確かですね。
    それ以上に、読んでくださる方の負担になることも考慮せねばなりませんね。
    以降いろいろ注意していきますので、よろしくお願い申し上げます。
     

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