カテゴリー別アーカイブ: 映画&本

桐野夏生『猿の見る夢』

   桐野夏生氏の新刊『猿の見る夢』(講談社)を読む。  ある意味で、“完璧な娯楽小説” 。  SFだとか推理モノとか、ホラーとかいうジャンルに関係なく、「娯楽小説」の定義を、「ページをめくる手が止まらなくなる小説」とす … 続きを読む

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雨月物語

  黄金色に輝くモノクロ画像 シネマ漂流(映画感想記)No.12 『雨月物語』      前回の映画レビューでは1958年の作品を取り上げたが、今回も昔の作品を。  今日は邦画。  『雨月物語』。  1953年に溝口健二 … 続きを読む

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灰とダイヤモンド

  祝祭(ダイヤモンド)と死(灰)   シネマ漂流(映画感想記)No.11 『灰とダイヤモンド』        『灰とダイヤモンド』という言葉から、今の人たちは何を想いうかべるのだろうか。    2013年に、ももいろク … 続きを読む

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シン・ゴジラのシルエットに日本型美学を見る

  地上に落ちた神の影 シネマ漂流(映画感想記)No.10 『シン・ゴジラ』      『シン・ゴジラ』を観に行く。  そのために、酸素ボンベをかついで、はじめて電車に乗った。    電車の中や道路が混んでいると、ボンベ … 続きを読む

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『ワンピース』ってどこが面白いの?

   テレビで、あまりにも『ONE PIECE(ワンピース)』の宣伝をやっていたので、WOWOWで放映されていた『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』(ワンピース フィルム ストロングワールド 200 … 続きを読む

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JIMI 栄光への軌跡

   神々から嫉妬されて命を取りあげられた天才  シネマ漂流(映画感想記) No.11  『JIMI 栄光への軌跡』      伝説のロックギタリストのジミ・ヘンドリックスのデビュー時代を描いたドキュメントタッチの伝記映 … 続きを読む

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コンスタンチノープルの戦い (実況中継)

  ニュース24時 特番     「コンスタンチノープルの戦い」    【司会】 こんばんは。「ニュース24時」の時間がやってまいりました。  今日はですね、先ほど臨時ニュースでお伝えしたように、ついにビザンチン側とトル … 続きを読む

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美容整形の物悲しさ

   老年になったときの美容整形の顔は人間の顔か? シネマ漂流(映画感想記) No.10 『へスタースケルター』       「きれいになりたい」という個人の願望をいちばん手っ取り早く満たすものとして、美容整形手術はかな … 続きを読む

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オスマン帝国伝説

     「オスマン帝国」のブームってのが、来ているんじゃねぇか?  なんとなく、最近そんな感じがするんだ。   ▼ オスマン帝国最盛期の頃の首都イスタンブール    オスマン帝国ってのは、中世から近代まで西アジアから東 … 続きを読む

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山の郵便配達

    手紙が「山を越える」ことの意味   シネマ漂流(映画感想記) No.9  『山の郵便配達』      1999年に制作された中国映画だ。  日本で上映されたのは、2000年代に入ってからか。  公開中にカミさんが … 続きを読む

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『ブレードランナー2』は成功するのか?

    シド・ミードが造形した『ブレードランナー』の秘密    SF映画のカルト的作品として人気の高い『ブレードランナー』の続編、『ブレードランナー2』の制作が決定されたという情報がネットで公開されていた。  公開予定日 … 続きを読む

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ターナー、光に愛を求めて

    大英帝国、ここに誕生す   シネマ漂流(映画感想記) No.8  『ターナー、光に愛を求めて』      2014年イギリス・ドイツ・フランス合作映画  原題「Mr. Turner」  日本公開 2015年6月/ … 続きを読む

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さらば愛しき女よ

   けだるく甘い切なさ  シネマ漂流(映画感想記) No.7   『さらば愛しき女よ』       原題、『Farewell, My Lovely(フェアウェル・マイ・ラブリー)』。  レイモンド・チャンドラーが194 … 続きを読む

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資本主義がわかる本棚

  資本主義は「煩悩」を全面開花させる         いま我々が暮らしている社会は、「資本主義社会」と呼ばれる社会である。  それがどんな社会かというと、「煩悩(ぼんのう)」をかぎりなく肯定していく社会といっていい。 … 続きを読む

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草思社文庫『ダンディー・トーク』

    1989年に自動車週報社から発行された故・徳大寺有恒氏の単行本『ダンディー・トーク』(廃版)が、「草思社文庫」という形で再登場することになった。    草思社は、徳大寺氏の代表作となった『間違いだらけのクルマ選び … 続きを読む

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人生を10倍豊かにする至福のキャンピングカー入門

   「キャンピングカーに興味がある。でも、どんな車を選べばいいのか分からない」  「キャンピングカーの運転って、普通の車とどう違うの?」  「買ったら、どんなところに泊れるの?」  「どんな装備が付いていて、どう使えば … 続きを読む

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『バルジ大作戦』 男の子はこんなシーンに泣く

   適役をカッコよく描くのが男の映画  シネマ漂流(映画感想記)No.6   『バルジ大作戦』      映画を観ていると、ときどき泣けるシーンというのが出てくる。  涙腺がゆるんで、ジワッとくる場面。  それって、自 … 続きを読む

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又吉直樹の文学的資質

   「文学的な資質」って、いったい何だろう。  文章がうまいことだろうか?  本を読むのが好きなことだろうか?  空想癖があることだろうか?  知識や教養があることだろうか?  それっぽい答はすぐにでもいろいろと見つか … 続きを読む

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泣ける名作

   今年の1月から3月まで、約2ヶ月ほど病院に入院していたが、そのとき読んで印象に残った本のなかに、『もう一度読みたい教科書の泣ける名作』という本があった。  「わが国の小学校・中学校の国語の教科書に掲載された物語から … 続きを読む

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竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?

    『竹中先生、これからの「世界経済」について本音を話していいですか?』(ワニブックス) …… という長ったらしいタイトルの本が本屋の新刊書コーナーに平積みになっていて、何気なく手に取ってパラパラとめくったら面白そう … 続きを読む

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桐野夏生『バラカ』

   2011年の3月11日に起きた東日本大震災から今年で5年。  5年目の「3・11」は、肺血栓症で入院していた病院で迎えた。  ちょうどその日に病室で読んでいた小説が、桐野夏生氏の最新作『バラカ』だった。  本の帯に … 続きを読む

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坂東武者の「名こそ惜しけれ」

  司馬遼太郎 没後20年    作家の司馬遼太郎氏が1996年に永眠し、今年は没後20年に当たる。  そのせいか、司馬遼太郎に関連した教養番組がテレビ(特にNHK)でよく放映された。  司馬遼太郎の小説といえば、『竜馬 … 続きを読む

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エドワード・ホッパー「ナイトホークス」(美の巨人たち)

   土曜日の夜、家にいるときはほとんど欠かさず観ている番組がある。  テレビ東京の『美の巨人たち』(10:00~10:30)。  一昨日(3月27日)の夜は、エドワード・ホッパーの『ナイトホークス(夜更かしをする人々) … 続きを読む

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色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

  病室での独り言 ⑤  2ヶ月に及ぶ入院中、多少は本を読んだ。  その大半は評論集のようなものだったが、小説もいくつか読んだ。  最初に読んだ小説は、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』(文春文庫)で … 続きを読む

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『真田丸』面白いよ

   今年より始まったNHKの大河ドラマ『真田丸』が面白い。    まだ放映されて2回目だが、2回観た限りでは、ドラマとしてなかなか小気味よいテンポで進められていて、この先も期待できそうだ。  三谷幸喜のシナリオも、笑い … 続きを読む

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